2016年12月31日土曜日

プノンペン ភ្នំពេញ EXNET Taxi

プノンペンにはUberは進出していないけど、Exnet Taxiという地元タクシー会社の配車アプリが利用できます。クレジットカード番号を入れるようにはなっているけど、今のところは毎回降りるときに現金を払う仕組み。乗務員のスマホがメーター。

さて、プノンペンでは一度行ってみたかった平壌冷麺館。19時前のちょうどいい時間に着いたのでそのまま入店。



会計を済ませ、ホテルに電話したら部屋はあるというので、21時過ぎに店を出て、EXNET Taxiをポチってみる。5分で到着と出ているけど、来ない来ない。画面にはarrivingと表示されても車の動きとは関係ない。20分ほどしてようやく着いた。原因は年末のひどい渋滞だった。実際、ホテルまですぐの距離だけど30分以上かかって金額も$3.50。普通にトゥクトゥクに乗った方がよかったかも。

バベットからプノンペン Soryaバス

午前中はカジノで食事を注文して、適当に遊ぶ。
周辺のカジノはどこでも無料の食事があって誰でも食べられるけど、食い逃げしていると入口に写真を貼り出されて出入禁止になるので気をつけましょう(笑)

バベットの食事はここの中華レストランがおすすめ。看板はPho Parisと書いてあって、Lotusとも呼ばれているレストラン。1品3-5ドルくらい。

でもここを通るほとんどの旅行者は、バス会社の指定レストランに入るだけなんですよね。

この街ではベトナムドンでも米ドルでもカンボジアリエルでも通用するけど、国境近くの国道沿いに並んでいるキオスクで両替をやっているので、ベトナムドンを売買するならこの街で。レートは大差ないけど、こだわる人はよく見て。
米ドル売りが23,250ドン、買いが23,120ドン
往復で0.56%
こちらは米ドルの売りが23,300ドン、買いが23,120ドン
手前に並べているのはガソリン。
タクシーは国境すぐのこの辺にたまっています。
プノンペンまで開口一番で$50。すぐ$40になる。距離からすると$25か高くて$30かな。
 

午後はカジノ2軒ほど回りつつ、プノンペンに行くにはどうすればいいの?と聞いて回ると、カイナムに行けばいいよ、と言われる。

カイナムとはKhai Nam、青い三角の建物でプノンペン行きのバスがよく止まるらしい。

あいにくこのときはKhai Namにバスはおらず、200mほど手前のレストランからPhnom Penh Sorya Transportのバスに乗れました。プノンペンまで$5。チケットなし。
このバス
プノンペンまでは3時間半、ちょうど目的地のすぐ近くまで来たので適当に降りる。

バベット Bavet បាវិត カンボジア入国

カンボジアの入国審査では、ベトナム側から見て左手に、まずビザ売り場が目に入ります。ビザがない人はここで買います。地図だとこのあたり。代書屋さんも待機していますが、申請用紙は無料でもらえますし、自分でも書いてもかまいません。あと写真が1枚必要です。シングルは観光(T)30ドル、ビジネス(E)35ドルと書いてあります。書類が揃っていれば、ここでこの金額を超えて払ったことはありません。しかし今回はビザはあるのでここはパス。

ビザ売り場

さて、普通なら次はこの脇の入国審査場に行くのですが、この辺にバベットの各カジノの担当者のたまり場があります。彼らは普段はベトナム人の団体を相手にしているのですが、私のような外国人がフラッと行っても相手をしてくれます。ここの担当者にお願いすると、無料で書類を書いて、カジノの玄関まで車で送ってくれます。最低いくら賭けろとか、ノルマもないので、利用しない手はありません。適当なカジノの名前を言ってパスポートを渡せば、あとは言われたとおりにしてればOKです。
ただし、ビザは少し高いことを言われたことがあるので、書類を書いてもらうだけか、自力で取った方がいいかもしれません。

カジノの国境担当者の仕事場

入国カードが用意できたら、この辺が入国審査場の入口なので、 入ります。ときどき指紋と写真を撮られます。

入国審査場

そして税関と検疫を通ると、SIM売りのおばちゃんと、CellcardのSIM売り場があります。おばちゃんはMetfoneが$2でインターネットも使えると言い、Cellcardは$4で4GBと書いてあります。Cellcardでもいいのですが、今回はMetfoneを使うことにして、おばちゃんに$2払い、アクティベートします。しかしカードの残高がゼロ。着信はできるけど、インターネットは?と聞くと、残高を入れないと使えないからさらに$2よこせ、と。結局$4かかるのかい!となんだかプチタケノコ剥ぎにあった気分ですが、言われるがままにどうにか使えるようになったところで、先ほどのカジノの担当者が先を急かすのでカジノに移動します。

モックバイ Mộc Bài ベトナム出国

ホーチミン市内を出て約2時間半、8:50に703番のバスはこのあたりに着いて、全員降ろされます。


外国人と見ると、国境まで5ドル!5ドル!とバイクが大量に寄ってきてウザいことこの上ありません。適当に無視してまっすぐ歩いてたら1ドルになりました(笑)。どこまで行くかわからないけど、1ドルならいいかな。しかし今回は歩きます。バイクはベトナムナンバーとカンボジアナンバーのバイクがありますが、カンボジアナンバーじゃないとカンボジア側まで行けない制限があるかもしれません。

5分ほど歩いて、このあたりの建物でベトナムの税関検査、出国審査をします。が、税関のX線は動いていませんでした。
 

ここの出入国審査では、普通に行列に並んではいけません。審査場に行くと審査ブース付近に人がたむろしているので、その人たちをかき分け、ブースに積まれたパスポートの上に自分のを乗せます。ベトナム人か外国人は関係なさそう。そして待ちます。やがてブースから自分のパスポートが放り出されるので、スタンプを確認して外に出ます。見ていると2-5万ドン程度の審査手数料(だと思います。一応ね…)をパスポートに挟んでいる人も結構いますが、無手数料でも10分か15分でできるんですよね…
あと、俺に頼めばやってやる、みたいな人が寄ってくることもありますが、特に事情がなければ頼む必要はなさそう。

なんだかんだで20分ほどで出国審査を終え、続いてカンボジアの入国審査。

3軒ほどあった免税店はすべて閉店
バスの客が少ないのはこれが原因のよう。

以前のベトナムCIQ施設
なぜか現在は使われていない

ホーチミンシティからモックバイ 703番バス

朝5時過ぎにデタム通りのホテルを出発。
朝食は7時からなので食べられず。お腹は少し空いているけど、途中から車内販売が乗ってくるだろう、と甘く考えてみる。
交通局ウェブサイトによると、モックバイまでのバスは703番、ベンタイン市場のバスターミナルから始発は5:40ということになっている。ところが、乗り場に行ってみると703番の乗り場の表示がない。確かに以前はあったのに。
係の人に聞いてみると、9月23日公園から乗れ、とのこと(ここの人はみんな優しい)。

9月23日公園までバスに乗って、周りの人に聞くと、このピンの場所に目的の703番バスは止まっていました。最近になって発着地点が変更になったようです。


正確にこのピンの場所
バスはボロい。

経路変更のお知らせ
バスは6:32に出発。運賃は40,000ドン(US$1.70)。お釣りは出ます。


乗っていて気になったのは、以前は土日は増便されていたスケジュールが平日と同じになり、車内販売も乗ってこない。おなかが空いた。そして車内に全体として活気がない。これはなにかあったな。

経路はCV23/9からアンドンに行って、Lý Thường Kiệt - Hoàng Văn Thụ - Cộng Hoà (空港の南側の通り)なので、市内に出るのが面倒なら空港近くに泊まるのもアリです。
市内はこんな経路(モックバイ行き)

UberXだとこのくらい。
バイクの後ろにはちょっと…

ホーチミンシティの空港(SGN)から市内まで UberX

タンソンニャット国際空港には、ほぼ定刻の22:30に到着。
まず飛行機を降りて、入国審査場(審査前)にSIM屋があります。
入国審査は5人ほどの行列で、今回は帰国便のチケットを要求されることもなく、スムーズに通過。しかしここでは帰国便の航空券は要求されることが多いので、用意しておくことをおすすめ。
税関は通常通り荷物をX線に通して通り、外に出ると両替屋がいっぱいあります。そしてSIM屋もいっぱいありました。どこも最低190,000ドン(8ドル)程度からで数日間のデータ通信つき。空港価格なので多少高い感じもしますが、設定の手間を考えると悪くもないでしょう。
この到着エリアや車寄せ、バス乗り場周辺まで空港の無料のWi-Fiが飛んでいます。今回ベトナムはほぼ通過するだけなのでSIMは買わず、無料Wi-FiでUberXを呼びました。デタム通り界隈まで80,000-90,000ドン(空港料金10,000ドン込み)。UberMOTOだと44,000ドン程度なので、メータータクシーや、バイクと交渉するより安くなりますし、言いがかりをつけられることも少ないでしょう。
しかしUberXに2台ほど断られました。どうやら、空港の中に入りたくない感じです。空港に入って客が見つからないと入場料が損ですからね。電話かSMSでちゃんとここにいるから来てね、と念を押しておくといいのかもしれません。
ポチッとな

空港の中に入れずキャンセル

彼は来てくれた
車内にWi-Fi完備。すばらしい。

お安い
なお、四輪車なら空港の中まで入ってこられます(入場料10,000ドン)が、二輪車は入れません。歩いて空港の外に出たところで何台かバイクが客待ちしていますので、そのあたりの気の利いた場所で呼びましょう。
空港からの公共バスは以前からの152番のほか、49番109番も運行されており、49番と109番は夜遅くまでベンタイン市場付近まで運行されているようです。

次回はこれに乗ろう